最近のコラムにも書いたが、食育ということをつくづく考えるようになった。

「食育を考える」http://kspress.biz/archives/7798/

有機農業や自然農法など食の安全と食の健康に及ぼす影響には以前より強い関心があった。さらに関心を深める一つのきっかけは、昨年取り組んだ糖質ダイエットの影響がある。外食や会食の多い不健康な生活が気になりだしていて、望ましくない体型や人間ドックでの境界を出入りしている数値を改善するべく、一念発起でカロリー摂取の制限と糖質ダイエットを始めたのだ。

総摂取カロリーを考えながら、穀類(お米、パン、麺類)の摂取量を今までの半分から3分の1くらいにするだけで、確実に毎月1Kgの減量ができた。毎日体重や体脂肪率を計測しながら6ヶ月で6Kgの減量とウェストサイズ6cmの減寸、体脂肪率は内臓脂肪率で半減し体幹脂肪も30%くらい落とせた。3ヶ月目くらいから自然に運動欲求が高まり、ビジネスや社会活動の時間制限の中でロードバイクでの通勤や日常の筋トレで補い、1年かけてようやく理想体重の維持段階まで漕ぎ着けた。

カロリーを気にしだすと調味料も気になってくる。外食は味が濃い。濃い味とご飯の量がバランスするようにもなっているようだ。添加物も多いに違いない。日常の食べ物を薄味にすると、素材の美味しさを感じるようになる。ドレッシングを使わないでオリーブオイルだけで食べるサラダは野菜が格別に美味しくなるが、食材の良し悪しがモロに出てくる。やはり有機野菜は味がある。肉も上等な(と言われる)霜降りの和牛より短角牛の赤身の方が美味しい。魚も新鮮度がよくわかる。そうなると濃い味付けが食べられなくなる。素朴な味、季節の味、発酵食品の深みのある味が美味しく感じるようになる。そして自分で好みの味付けで料理をしたくなる。

ジャンクフードは食べなくなった。ファストフードを買うこともなくなった。スナック菓子はもともと好まないが、素焼きのナッツは食べるようになった。そういうものに浸っている時にはあまり感じなかった食の「害」が余計に気になるようになった。

医療費の増大は高齢化の所為ばかりではないだろう。がんや難病やアレルギーの罹患が明らかに増えていると思う。体に害のある禁煙が浸透してきたように、生活の基礎となる食育を考え飽食や偏食から脱却すれば、医療費を削減し健康年齢を伸ばすことができるだろう。

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