初めてのお客様がオランの事務所に入ると、いつも驚きの声があがる。味気ないスチールドア先にはバリ島のリゾートホテルのサロンのような事務所空間が現れ、その大きな視覚の差が驚きの声になるようだ。
事務所をバリ仕様にしようと思ったのは、会社を創ろうと思った時からの構想だった。それは最初のブログに書いたように、バリのアートな世界に嵌っていることによる。毎日トロピカルでアートな空気の中に居たいという贅沢な我儘でもある。執務机やキャビネットなど事務什器はインドネシアへオーダー発注した。発注してから届くまでは 4ヵ月くらいかかるから、届くまでのしばらくの間は仮設事務所のようだった。
社名もオラン(Orang)とインドネシア語にすることに何らの躊躇もなかった。入口には『Om Swastyastu PT. ORANG』と書かれた看板がある。これはインドネシア語ではなくバリ語で「ようこそ!オランへ」という意味。バリ島で里親をしている友人から頂いたものである。こういう空間にいると、心が和む。ガムランの CD でも BGM にすればさらにリラックスした気分になる。それだけではない。いろいろな発想が湧いてくるのである。訪ねて来られる多くのお客様の滞在時間は平均的に長い。2時間半もお話をしていく方もいる。皆さんが居心地良いと言って下さる。それはそれで嬉しい。
バリ仕様の事務所は家具のショールームでもある。オランのビジネスはインドネシア家具のデザインや調達も承っている。ご家庭に、オフィスに、役員室や社内のサロンに、店舗などに高品質のオーダー家具はいかがでしょうか?
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